❶安定した収入が魅力のサラリーマン
サラリーマンと自営業者はどちら良いのかというと、両方にメリットとデメリットがありますしその人の適正によってどちらを選ぶべきかが異なってきます。
サラリーマンの良いところといえば何といっても、安定した収入を得ることが出来る点にあります。
安定した収入を得ることが出来る一方で、サラリーマンは人間関係に頭を悩まされることも少なくありません。
一定の月収をもらうことが出来るということはそれだけ会社や上司から業績を期待されますし、ノルマを課されるケースもあります。
ノルマを達成的ない場合には叱責を受けたり降格になるということもないわけではありませんので要注意です。
しかし、一定の収入を必ずもらうことが出来て多くの会社ではボーナスも出ます。
これは、自営業者にはうらやましい事ではないでしょうか。
自営の場合、自分で作った業績が収入を左右しますので全く売り上げが立たない場合には無収入どころか経費をひいたらマイナスということになってしまいます。
会社勤めの場合には、家賃や電気代など経費は会社が持ちますが、自営の場合にはすべて自分で持たなくてはならないのでおのずと責任がおもくのしかかります。とはいっても、悪い事だけではありませんし良いところもありますので自営業を始める人も多いです。
❷稼いだら稼いだ分だけ収入になる自営業
自営業の良いところは、稼いだら稼いだ分だけ収入になるという点があります。
もちろん半分近くは税金になりますが、利益から経費を使うこともできますので車や会社の建物をそこから購入することも可能です。
儲かった分だけのボーナスも出すことが出来ますので、会社員より高額の報酬を得ることが出来る可能性もゼロではありません。
比べてみると、自営業者の方が自由で良さそうには感じますが安定志向の方にはサラリーマンが向いています。
というのも、サラリーマンは年間の休日が決まっていますが自営業の場合は休んでいても仕事をしなくてはならないということが多いです。
自分で経営をしているので仕方がない事ですが、オンとオフの切り替えがしにくいというのも自営のデメリットと言えます。
オフなのに仕事の電話がかかってきたり対応に追われる自営業者は多いですし、自宅が会社と同じ場合には家族にもそのしわ寄せがいくことも多いです。
❸結局、リスクを取るか安全を取るか?という話
安定した給料を取りたければ、サラリーマンを選んだ方が良いかもしれませんが、くびになる可能性もありますし業績が伸びない時には周囲から揶揄されたり叱責される可能性もあります。
自営の場合は、そういうことが無いので気楽といえば気楽なのですが、その代わり儲からないとマイナスになってしまって、借金が残ることも少なくありません。
つまり、リスクを取るか安全を取るかといったことになりますので自分の性格や適性に合わせて選ぶのがおすすめです。
大金持ちになりたいのでリスクを背負っても良いという方は、自営業者に向いています。
そうでない方は会社員の方が、無難と言えるでしょう。