❶長い期間暮らしていく家なので慎重に選ぶ
家を購入する時、その人によって一戸建てとマンションのどちらを選ぶかは好みによって分かれます。
双方ともにメリットやデメリットがあるので、自分にとって良い方を選ぶためにはしっかり検討する必要があります。
値段や見た目だけで購入してしまうと、数年経ってから後悔してしまうということも珍しくありません。
賃貸と異なり、長い期間暮らしていく家ですからきちんと考えることが大切です。
一戸建ては、一般的に購入した土地に建ててもらう家をさします。
中には、あらかじめ家が建ててある「建売り」や「中古」というものも存在します。
当然、価格は土地代と建物代の両方が必要になってくるので気をつけないと予算オーバーすることも珍しくありません。
ごく稀ですが、数十年単位で借りている土地に家を建てている人たちもいます。
マンションには一つの土地にビルを建築して、いくつもの世帯が入居します。
土地はマンションに住んでいる人全員で共同で所有しているので、自分のものと言い切ることはできません。
❷駅近にこだわるならマンションがおすすめ
購入する際の金額はとてもシンプルなので、計画もしやすいのがメリットです。
もし、主要な駅からの近さにこだわるならマンションの方が探しやすい傾向にあります。
駅の周辺など人気の場所は、個人で購入できるような価格の土地が空いていないことが殆どです。
そのため、個人が購入できる土地は駅から少し離れてしまうことが多いです。
といっても、主要な駅でなければ徒歩圏内に一戸建てを持つことは不可能ではありません。
どの程度の立地条件を求めるかも、選ぶ一つの指標になってきます。
自由に改装したいと考えている人なら、一戸建ての方がオススメです。
マンションは内装はある程度変えることができますが、建物自体は共同で所有しているので勝手に改築することはできません。
全て自分の持ち物なら、洗面所を増やしたり、部屋を増築することも可能になります。
これは修繕工事にも言えることなので、その点は注意が必要です。
❸管理費や修繕工事にかかる費用まで計算する必要がある
普段の管理を簡単にしたいと思っていると、集合住宅が良いと思う人も沢山います。
例えば、管理人がいればエントランスの清掃等もやってもらえる可能性も高いです。
管理費さえ払えば、建物周りの事を気にしないで良いというメリットがあります。
その代わり、勝手に花壇に花を植えたりすることはできないのでガーデニング等をやりたい人には不向きです。
1Fで庭付きならある程度は自由ですが、自分の土地ではないという点は忘れてはいけません。
値段に関しては、どちらにも比較的手頃なものから高級物件まで色々あります。
気をつけたいのは、購入時の金額だけでなく管理費や修繕工事にかかる費用まで計算しなくてはいけないことです。
管理費が安くても、修繕工事が必要な時に不足分を払わなくてはいけないというところもあります。
一戸建ての場合は、当然自分で貯蓄しておいて工事を行います。
数十年経つと、どちらに住んでいても修繕工事は必要になってきます。
このように、買うときだけでなく長い年月をかけてどちらが良いのか選ぶことが大切です。